平成23年10月16日(日) | 新屋地区総合防災訓練 |
平成23年11月25日(金) | 新屋地区道路除排雪懇談会 |
平成24年2月21日(火) | 災害に備えた支え合いの地域づくり 新屋地区説明会 |
●日 時:平成24年2月21日(火)
*『災害に備えた支え合いの地域づくり』と題して、新屋地区説明会が開かれた。主催は新屋振興会の安全対策部が中心で、秋田市の協力のもと、新屋地区自主防災の関連の方、約70名が出席された。
*秋田市防災コーナーのホームページを使って紹介します。
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/default.htm
●内 容:
①新屋地区の防災カルテについて(36 日新小学校区)
・総括表
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/karte/21karute/report/36.pdf
・カルテマップ
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/karte/21karute/map/36.pdf
*秋田市防災カルテは、秋田市の小学校区(47学区)ごとに避難場所や危険箇所、防災施設などを地図上に示したもの。
*平成20年度に、地震が発生した場合の秋田市内の地震動、被害等を定量的に予測する防災アセスメント(地震被害想定調査)を実施しました。
・津波を想定したハザードマップ(新屋・勝平地区)
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/t_map/pdf/araya.pdf
*この度発表された津波避難場所(栗田養護学校グランド、日新小学校グランド)と津波避難ビル(公立美術工芸短期大学、秋田西中学校、西部市民サービスセンター)が紹介された。
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/t_map/pdf/araya_h.pdf
*これは指定避難所となり、一時避難所は各町内で設定される。
②『災害に備えた支え合いの地域づくり』について(DVD)
③地域における取り組みについて=②のDVDの内容を、スライドを使って説明していった。
*どちらかと言うと、町内会長や自主防災隊組織用の説明であり、ここでは省略します。
④モデル地区町内会の取り組みについて
・緑町町内会
高い土地に住宅があることから、津波や水害・土砂災害の心配はないが、ある程度住宅が密集していることから、地震や大火災等への備えが必要となっている。また、町内会の東西のエリアが分かれていることから、災害時は十分な情報伝達等が必要とされる。
何度か、自主防災会議を開いて、個別避難支援プランを作成した。今回のモデル地区における町内の要援護者の把握、支援体制の整備などの取り組みを、自主防災活動の活性化につなげた。
https://araya-shinkoukai.com/pdf/midorityou.pdf
・田尻沢町内会
宅地が道路より低く、大雨時には新屋高校方面の高地や道路からの流水が流入するため、土地の高さが低い町内会西側では排水が追いつかない恐れがある。また、日本海中部沖地震の際に、一部住宅が地盤の液状化により倒壊するなどしており、住宅耐震化や立て替えが進むものの、地震災害への備えも必要となっている。
取組中に、大雨のため、町内会西側の一部、及び隣接する町内会で道路が冠水した。町内各世帯の高齢者の年齢構成を調査して、町内会地図に、「高齢者のみ世帯」「家族と同居する高齢者」で色分けした。町内会長・民生委員で名簿未登録者宅を訪問し、同意書の提出を促した。毎月、ごみの日や清掃行事等を記載した町内カレンダーを配布しており、今回のモデル地区の取り組みも、このカレンダーを使って周知・啓蒙を行った。
https://araya-shinkoukai.com/pdf/tajitizawa.pdf
⑤質疑応答
*何名かの方が、秋田市側に対して質問をしておりましたが、新屋高校が津波避難所に入っていないのは、そちらの地域が津波の想定に入っていないからと説明していました。普通の避難所には入っています。
*後に、平成24年4月25日に行われた「新屋地区自主防災協議会 総会」で、秋田市総務部防災安全対策課長が、新屋高校を津波避難所に繰り入れる予定であることを、来賓挨拶の中でお話ししていました。
*先日、新屋地区道路除排雪懇談会が開かれ、秋田市建設部道路維持課の説明を受けました。その時の要点を何点かまとめました。
◆基本方針として、「基準に基づいて、円滑な冬期道路交通確保に努めます」とのことでした。
▼除雪の後、間口の雪寄せ作業については、高齢者だけの世帯または、身体の不自由な方だけの世帯について、登録があれば寄せる。《登録期間:12月5日(月)~16日(金)》
▼除排雪機械の貸出制度がありますが、ハンドガイド式小型除雪機については、予約限度数量に達した。
▼私有地などの空き地を堆雪場にした場合には、春になってからのゴミの撤去を、市が行う。
▼その他、除排雪について困ったことがありましたら、各町内会長に相談して下さい。地域情報員を経由して、対策本部へ連絡してもらいます。直接、対策本部に連絡しないで下さい。大雪の時には、繋がりにくいそうです。
(上表町々内会 回覧資料より)
★「道路除排雪の基本計画書」は、秋田市役所のホームページにあります。
http://www.city.akita.akita.jp/city/cs/mt/H23basisplan.pdf
★『広報あきた 12月2日号』にも、「除排雪にご協力を」で載っています。
赤十字奉仕団の新屋分団による作業。炊き出し用のポリ袋に、無洗米と水・梅干しを詰め、炊き出し用の窯で約30分茹でて出来上がり。梅干しを入れることで、夏でも2~3日は持つという。
新屋消防署の救急隊員による指導で、演技を交えた説明をしてくれた。倒れている人を見つけたら、まず救急車を呼んで貰う。そしてAEDを探して貰う。異物があれば吐かせ・気道を確保して、人工呼吸と心臓マッサージを、救急車が来るまで試みる。AEDが着いたら、そのコメントにしたがって操作する。
心臓がけいれんし、血液を送り出すポンプ機能を失う「心室細動」という状態になった際、胸に電極パッドをはり、電気ショックを与えて正常な働きに戻す医療機器。持ち運びが可能で、音声ガイドに従って操作する。電気ショックは1分遅れるごとに救命率が10%下がるとされる。2004年7月から一般の人も使えるようになった。
*消火訓練をやる予定だったが、風が強くて危険なため、新屋消防署員による指導で、消火器の使い方の説明を受け、一部の人は水消火体験をやった。そしたら、突然大粒の雨が降ってきて、全員テントの下へ避難。皆さん素早い避難で、濡れた方は居なかったようです。
新屋消防署員による指導で、約20名ずつが2列に背中合わせになって、水源と火災源に並んだ。片方の列で水を運び火災源に水を掛け、もう片方の列で空のバケツを水源に戻す。訓練では、気を遣ってか水が少なめだったが、本番では水が多くなるであろう。それでも、火事場のバカ力で、大丈夫か?
新屋消防署の救急隊員による指導で、救助や災害時にロープを固定する時、ロープを結ぶ訓練を行った。人がやっているのを見ると、簡単に出来そうであるが、いざやってみると簡単には出来ない。それでも何回かやって、出来るようになった。さて子供に聞かれたが、指導するのはもっと難しい。
秋田市防災安全対策課による指導。ステンレスで出来たミニ台所セットがあった。レンジでは天ぷら油が熱くなっている。そこへ、小さな柄杓で水を掛けたら、火が大きく広がった。
*別のコーナーでは、備蓄品と防災グッズが紹介された。
初めは各訓練で教えて貰った物ばかりでしたが、なかなか人数が減らなくて、難しい問題が続きました。最後は二人が残って、ジャンケンで沖田町の町内会長さんが優勝しました。賞品は、備蓄品の中から、賞味期限が迫っている「こまちがゆ」と「パン」の缶詰でした。
・208名
※写真をクリックすると拡大写真が表示されます。
- 東日本大震災発生時における町内会(自主防災隊)等の対応について調査。
- 火災報知器および消火器等、火災予防器具の設置促進。
- 地域安全パトロールへの協力。